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日本人のほとんどが知らないアスファルトの歴史

道路の舗装に使われる「アスファルト」。日本ではほとんどの方が道路に使用されたものを思い浮かべるはずですが、そのアスファルトの歴史について調べてみたことはありますか?

 

実は、アスファルトの歴史はとても意外なところから始まります。

現在では道の舗装に使用されているアスファルトは、実はもともと接着剤や防水材として利用されていました。日本ではなんと縄文時代に接着剤として使用された天然アスファルトがあることがわかっており、遺跡から発掘された矢じりや土器に、修復の際に使用されたアスファルトが付着していたそうです。天智7年の日本書紀にも「燃える土」としてアスファルトが献上されたことが書かれています。

 

世界では紀元前3800年頃に既に大規模に使用され始めており、メソポタミア文明やインダス文明の遺跡で天然アスファルトが防水のために使われていたことがわかっています。

紀元前3000年頃のエジプトでは、防腐剤としてミイラの保存にアスファルトがし用意されているそう。顔や体中が真っ黒に塗られたミイラが実際に保管されており、防腐剤としての役目をしっかりと果たしていました。

 

実は意外な歴史を持つアスファルト。これを知っていると、雑学として自慢できるかもしれませんね。

 

 

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