アスファルト舗装の施工手順
今回は、舗装工事がどのように行われているのかを解説していきます。以下、一般的なアスファルト舗装の施工手順を簡単に紹介していきます。
- 路床工事
まずは道路の基盤となる路床を作ります。路床はブルドーザーやモーターグレーダーで均等にした後に、ローラーで転圧して作られるのが一般的です。
- 路面工事
路面工事は、材料をタンプトラックで搬入し、モーターグレーダーで均等にし、ロードローラーもしくはタイヤローラーで転圧します。
- プライムコート
プライムコートは、上層路盤の上にアスファルト乳剤を散布する工程です。これによって路盤表面を強化する効果があります。
- アスファルト舗装
ここからがメインの工事になります。アスファルトフィニッシャーで、アスファルト混合物の敷き均しを行います。敷き均しが終わったら、ローラーを用いて締め固めを行なっていきます。
- タックコート
タックコートはプライムコートと同じように、アスファルト乳剤を散布する作業です。基層と表面の付着を良くするために行われます。
- アスファルト舗装
④と同じ工程で行います。ポイントは混合物が温かいうちにしっかりと締固めることです。
一般的なアスファルト舗装はこのような工程で行われます。